【Flutter】Cupertino(クパチーノ)とは?iOS風デザインを簡単に実現する方法

Cupertino(クパチーノ)とは?

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この記事でわかること

  • Cupertinoとは何か
  • iOS風のデザインを実現するための基本的なCupertinoウィジェットの使い方

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はじめに

Flutterでは、AndroidとiOSの両方に対応したアプリを簡単に作成できますが、iOS風のデザインを特に意識したアプリを作成する場合、「Cupertino(クパチーノ)」というコンポーネントが役立ちます。この記事では、Flutter初心者向けにCupertinoウィジェットの使い方やiOS風デザインの実現方法を紹介します。この記事を読めば、簡単にiOS風のインターフェースを作成できるようになります。

Cupertinoとは?

Cupertino(クパチーノ)は、FlutterでiOS風のユーザーインターフェースを提供するウィジェット群のことを指します。通常、Flutterでは「マテリアルデザイン」が主流ですが、Cupertinoウィジェットを使うと、iOSアプリのような見た目や操作感を簡単に再現することができます。たとえば、iOS特有のナビゲーションバーやボタン、アニメーションをサポートしています。

ちなみにCupertinoという名称は、Appleの本社所在地であるカリフォルニア州の「クパチーノ市」に由来しています。

ポイント1:CupertinoウィジェットでiOS風ボタンを作成する

Cupertinoボタンは、iOSスタイルのシンプルなボタンを作成するためのウィジェットです。見た目はiOSアプリでよく見られるシンプルなデザインで、触感フィードバックもiOS風になります。

Dart
import 'package:flutter/cupertino.dart';
import 'package:flutter/material.dart';

void main() => runApp(MyApp());

class MyApp extends StatelessWidget {
  @override
  Widget build(BuildContext context) {
    return CupertinoApp(
      home: CupertinoPageScaffold(
        navigationBar: CupertinoNavigationBar(
          middle: Text('Cupertino ボタン'),
        ),
        child: Center(
          child: CupertinoButton(
            child: Text('押してみよう'),
            color: CupertinoColors.activeBlue, // iOS風の青色ボタン
            onPressed: () {
              // ボタンが押されたときの処理
              print('ボタンが押されました');
            },
          ),
        ),
      ),
    );
  }
}

iOS風のクリーンでフラットなデザインが特徴です。

ポイント2:CupertinoナビゲーションバーでiOS風のヘッダーを追加する

Cupertinoナビゲーションバーを使えば、iOS風のヘッダーを簡単に追加できます。これにより、アプリのタイトルやボタンをiOSスタイルで表示できます。

Dart
import 'package:flutter/cupertino.dart';

void main() => runApp(MyApp());

class MyApp extends StatelessWidget {
  @override
  Widget build(BuildContext context) {
    return CupertinoApp(
      home: CupertinoPageScaffold(
        navigationBar: CupertinoNavigationBar(
          middle: Text('iOS風ヘッダー'),
          trailing: CupertinoButton(
            padding: EdgeInsets.zero,
            child: Icon(CupertinoIcons.add), // 右上にアイコンボタンを追加
            onPressed: () {
              // ボタンが押されたときの処理
              print('追加ボタンが押されました');
            },
          ),
        ),
        child: Center(
          child: Text('CupertinoウィジェットでiOS風デザインを再現'),
        ),
      ),
    );
  }
}

中央にタイトルを配置し、右側にボタンを追加できるなど、iOSの標準的なレイアウトに対応しています。

まとめ

Cupertinoウィジェットを使うことで、Flutterで簡単にiOS風のユーザーインターフェースを作成することができます。ボタンやナビゲーションバーなどの基本的なコンポーネントから、iOSらしい洗練されたデザインを実現できます。iOS向けアプリを開発する場合や、iOSユーザーに親しみやすいUIを提供したい場合は、Cupertinoウィジェットを活用してみましょう。

【この記事で紹介したCupertinoのポイント】
CupertinoButtonでiOS風のシンプルなボタンを作成
CupertinoNavigationBarでiOS風のナビゲーションバーを追加

ご質問があれば、どうぞお気軽にお尋ねください。
それでは、Happy Fluttering!

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